週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

【航続距離は295kmを実現、日常の足として電気自動車を使う時代に】普通さが最大の魅力、ホンダの軽自動車EV「N-ONE e:」に期待が膨らむ理由

19分で読める
2/11 PAGES
3/11 PAGES
4/11 PAGES
5/11 PAGES
6/11 PAGES
7/11 PAGES

加えて、サスペンションは硬すぎず、柔らかすぎない絶妙なセッティングだ。凹凸のある段差などでもしっかり踏ん張るため、ゴツゴツ感や突き上げ感はほぼない。逆に、ソフト過ぎてフワフワする感じもない。乗り心地を確保しつつ、安定性も両立しているといえる。

もちろん、今回は、高速道路などで試乗していないため、より速度域の高い場所でどうなのかは不明だが、街乗りだけでいえば、かなり快適な走りを味わえるはずだ。

航続距離は295kmを実現

e: Lグレードは、普通充電に加え、急速充電ポートも標準で備える(写真:三木 宏章)

N-ONE e:は、一充電走行距離(1回の満充電で走行できる航続距離)が、軽EVでトップクラスのWLTCモード値295kmを実現。先に登場したN-VAN e:のWLTCモード値245kmを上まわる。両モデルのパワートレインやバッテリーなどはほぼ同じなのに、なぜN-ONE e:は航続距離がより長いのか。

理由は、まず、全高がより低いこと。N-ONE e:のボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1545mmで、ガソリン車N-ONEの2WDと同じ。対して、N-VAN e:のボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1950~1960mm。全長や全幅は同じだが、全高はN-VAN e:より405~415mm低い設定だ。そのため、より空気抵抗を低減でき、優れた電費や航続距離に貢献するという。

また、車両重量がより軽いことも理由のひとつ。両モデルの車両重量は、N-ONE e:が1030kgなのに対し、N-VAN e:は1060~1140kg。最大110kgもの差がある。そして、これら理由により、WLTCモード値で50kmも長い航続距離を実現しているのだ。

普通充電ポートでの充電シーン(写真:三木 宏章)

ちなみに、バッテリーの充電は、N-VAN e:と同様に、フロントグリルの充電口に充電コネクターを差し込む方式となる。充電時間は右側の充電ポートを使う普通充電で約4.5時間(出力6kW以上の場合で、満充電までのおおよその時間)。左側の充電ポートを使う急速充電の場合で約30分(出力50kW以上で、充電量80%までのおおよその時間)だ。

次ページが続きます:
【外部給電や先進運転支援システムも充実】

8/11 PAGES
9/11 PAGES
10/11 PAGES
11/11 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象