ホンダ新型EV「N-VAN e:」を見た現オーナーの本音 ガソリン車から乗り換えるメリットを考える
本田技研工業(以下、ホンダ)が、2024年10月10日に発売することを発表した軽商用EVの新型「N-VAN e:(エヌバン イー)」は、以前から気になっていたモデルだ。なぜなら、筆者はベースとなったガソリン車の「N-VAN」を愛用しているからだ。
商用からレジャー用途まで、幅広いニーズに対応する軽商用バンとして、2018年に登場したN-VAN。新型のN-VAN e:は、フラットで低いフロアや高い天井がもたらす大容量の荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部など、元来の主な特徴を継承。よりスムーズで静かな走りや給電機能など、EVならではの価値を付加したことが特徴だという。
商用以外でも使える「e: FUN」に注目
筆者の所有する2021年式は、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイルの「+STYLE FUN(プラス・スタイルファン)」というタイプなのだが、新型N-VAN e:にも同様のグレード「e: FUN」を設定していることも注目点。ガソリン車と比べて、どんな進化や機能が加わったのか気になるところだ。
そこで今回は、ホンダが2024年6月13日に実施した報道向け発表取材会に参加。主に、EV版FUNグレードのe: FUNについて、エコなだけでなく、仕事のクルマや休日のお供として「頼れる相棒」なのかをチェック。ガソリン車から乗り換えしたくなるほど魅力的なのかも含め、実際に実車を見た感想や、愛車と比較した印象などをお届けしよう。
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