ホンダ電動化の幕開け、BEV「N-VAN e:」に期待 ガソリン車オーナーとして進化に注目したい
2024年10月10日に発売された本田技研工業(以下、ホンダ)の軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」は、ベースとなったガソリン車「N-VAN(エヌバン)」を所有する筆者にとって、以前からかなり気になる存在だった。
「2040年までに、BEV(電気自動車)・FCEV(燃料電池自動車)の販売比率をグローバルで100%にする」。そんな目標を掲げるホンダの電動化戦略では、2026年までに国内へ4機種のBEVを投入することが発表されているが、その第1弾となるのがN-VAN e:だ。
ガソリン車オーナーとして驚いた「N-VAN e:」の走り
ホンダの国内電動化戦略にとって、非常に重要なクルマといるN-VAN e:。だが、ガソリン車オーナーの筆者的には、そんなホンダの取り組みや戦略もさることながら、BEV化により、どんな走りに変わったかのほうが気になるところ。そして、実際に乗ってみると、同じ軽商用バンながら、ガソリン車とはまったく別次元ともいえる走りに驚いた。
BEVには航続距離、充電の場所や時間など、まだまだ問題も多いが、それらが解決すれば、商用だけでなくレジャー用途などでも十分楽しめるクルマであることを実感できたのだ。
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