なぜあの若手は態度がデカいのか? 「上司を上司とも思わないZ世代」を劇的に変える"驚きの処方箋"
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テキトー話もできない世の中になった背景事情
「歳をとってやっちゃいけないのは、説教、自慢、昔話。だから俺はエロ話をしてる」
テキトーで有名なタレント、高田純次さんはいつの間にか、この鉄板ネタを披露しなくなった。コンプライアンスに抵触するおそれがあるからだろう。このようなシャレも現代の職場では通用しづらくなっている。
冗談も通報リスクと隣接し、管理職は言いたいことが言えず、若手社員は上司との会話を避けがち。その結果、両者の距離は広がり、職場ではさまざまな心のすれ違いが生じている。
ちなみに、日本人の仕事へのエンゲージメント(仕事への熱意や意欲)は4年連続で過去最低。熱意ある従業員の割合はわずか5%程度で、世界平均の23%を大きく下回る(2023年版「ギャラップ職場の従業員意識調査」)。
若手社員の振る舞いが強気に見える背景には、少子高齢化による生産年齢人口(15~64歳)の減少がある。


















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