「医学部に行かないのならお金は払わない」親の呪縛で計10年に及ぶ浪人・留年を経験した彼の孤独な苦悩

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水木さん
水木さん(写真:本人提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。

今回は秀明高等学校から4浪して東邦大学医学部に進んだ水木泰祐さんにお話を伺いました。
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“なりたくない”医師になるまで10年に及ぶ浪人・留年

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今回お話を伺った水木さんは、4浪を経験して医学部に入ったあと、4度の留年を経験し、卒業した後も医師国家試験の合格までに2年の浪人を経験しました。

彼は決して勉強をサボっていたわけではなく、ずっとしっかりやっていたそうです。医師になりたいわけではなかった彼は、医師免許を取得するも、医師の道には進みませんでした。

なぜ、彼は真面目に勉強をしていたのに、10年に及ぶ浪人・留年を経験したのでしょうか。医師に興味がなかった彼が、勉強を頑張った理由とは何だったのでしょうか。

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