「2浪北大→新聞記者→作家」彼の驚きの勉強戦略 作家・増田俊也さんの今に生きる受験の日々

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濱井正吾 浪人 増田俊也
編集者と居酒屋で打ち合わせする増田さん。5年前に大病を患って完全に酒をやめたが「酒席自体は嫌いではないので、僕は飲みませんが編集者との打ち合わせのあとは酒場へ流れることが多いですね。僕は食べること専門です」(増田さん)(写真:増田さん提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。

今回は愛知県立旭丘高等学校から2浪して北海道大学に進んだ後、新聞記者になり、現在は作家として活躍している増田俊也さんにお話を伺いました。前後編の前編です。
【後編を読む】「2浪北大→新聞記者→作家」彼が浪人で得た学び

北大に進学後、七帝柔道に打ち込む

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今回お話を伺った増田俊也さんは、2浪で北海道大学水産学部に合格した後、新聞記者、作家になられた方です。

増田さんの作品『七帝柔道記』は、北大入学後に増田さんが取り組んだ、旧帝国大学7大学で行われている「七帝柔道」を題材にした自伝的青春小説ですが、そちらにも主人公の増田さんが、2浪で北大に入るときの受験勉強の方法などのエピソードも出てきており、筆者も浪人時代に書籍を手に取って読んだことがありました。

今回は、増田さんにはその「七帝柔道」の日々に突入する前の2浪の時期についてインタビューすることができました。

増田さんはどのようなモチベーションで浪人の日々を送っていたのでしょうか。そして、浪人の経験は、後の柔道や作家人生にどう生きたのでしょうか。

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