今回は愛知県立旭丘高等学校から2浪して北海道大学に進んだ後、新聞記者になり、現在は作家として活躍している増田俊也さんにお話を伺いました。前後編の後編です。
最初から2浪を想定していた
現役で北海道大学は不合格だった増田俊也さん。こうして浪人することを決めた増田さんでしたが、当時はまだ周囲にも浪人を選ぶ人が大多数だったようで、浪人することに抵抗はなかったそうです。浪人した理由を聞いたところ「北大で七帝柔道をやるため」と答えてくださいました。
しかし、2浪前提で予備校に通っていたため、勉強もそこまで熱を入れてできず、模試も一度も受けずに本番の試験に臨むことになります。
「1浪は漢文とか生物とか、興味がある授業だけ出ていました。だから、2浪をするにあたって、それらの科目に関しては1浪目で仕上げることができました。ですが、2浪が多い時代だったので『2浪すべきだ』と思っていましたし、どうせならモラトリアムを延ばしてやろうと考えていました」





        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        












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