浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は、2浪で大阪大学工学部に入学した後、首席で卒業。東京大学大学院理学系研究科に進んで電通総研(※現在は電通に吸収合併)に就職し、19年間リサーチ、マーケティング、PR業務などに従事。現在は桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授として教鞭を執っている西山守さんにお話を伺いました。
著者フォローをすると、連載の新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。
ここ数年、パワハラや長時間労働といった旧時代的な体質のある会社は、その実態が明るみに出て、社会的な評判を失うことが数多く聞かれるようになりました。2023年は名だたる大企業の問題が噴出する年となりましたが、中でも世間から注目されたのは、ジャニーズ問題ではないでしょうか。
メディアでジャニーズ問題など不祥事の解説
今回、お話をお聞きした西山守さんは、19年勤務した大手広告会社で培った知見を生かして2023年に30本以上ものテレビに出演し、ジャニーズ問題の解説をしてきました。
東洋経済オンラインでも『日本企業「ジャニーズからの撤退」に感じる違和感』などジャニーズ問題に関する数々の記事を執筆し、直近では『松本人志氏の性加害疑惑対応に見る「空気の変化」』といった松本人志さんに関する記事も執筆されています。
大学の准教授も務めながら大車輪の活躍を続ける西山さんですが、実は、今の自分があるのは2年の浪人生活が影響しているそうです。
「浪人でできた受験勉強の習慣が、のちの仕事やテレビ出演に役立っている」と語る、彼の浪人生活に迫ってみました。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら