浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は、名門私立女子高から現役で名門女子大学に合格したものの、大学2年生のときに仮面浪人を決意し、2浪の年齢で東京大学文科I類に合格。現在は東京大学法学部4年生のTさんにお話を伺いました。
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大学2年の時に「この世から消えようと思った」
今回お話をお聞きしたTさんは、名門進学校から、現役で名門女子大学に進学した優秀な方です。
傍から見れば、順風満帆な学生生活に思えるかもしれませんが、大学2年生になってから「この世から消えようかと思った」ほどのつらい思いを経験し、東大を目指して仮面浪人をする決意をします。
どうして現役で名門女子大に在学しながら、リスクを取って、2浪の年齢で仮面浪人を決断しなければならなかったのか。
その背景には、彼女が高校時代から交際を続けていた彼氏との関係がありました。今回は、彼女の人生を変えた浪人生活を深掘っていきます。
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