今が旬!たけのこはトップクラスの「デトックス」食材 老廃物の排出効果を引き出す”薬剤師おすすめ”の食べ方と余ったときの保存法
この発酵たけのこを使ったスープをご紹介します。
【材料】
発酵たけのこ 1本の4分の1ほど
鶏モモ肉 100グラム
マッシュルーム 4~5個
レモングラス 1本(なければ最後にレモンを絞って代用)
ココナッツミルク 100mL
水 2カップ
塩またはナンプラー 少々
パクチーの葉 少々
【作り方】
鶏モモ肉は食べやすい大きさに切る。ココナッツミルク以外の材料を鍋に入れ、中火で15分ほど煮込む。ココナッツミルクを加えたら、塩またはナンプラーで味を整える。最後にパクチーを数枚浮かべる。
たけのこは、中国で編さんされた『本草綱目(ほんぞうこうもく)』という古書にも記述がある食材です。
「旬内は竹の子、旬外は竹」というもので、たけのこは10日間ぐらいしか食べる時期がなく、10日を超えて旬を過ぎると竹となる、つまりたけのこは成長が早く、おいしく食べられる期間が短いことを記したものです。
「旬」という漢字にはもともと10日間という意味があります。月を区切る際に上旬、中旬、下旬という言い方をするのも、そのためです。
竹は漢方薬の生薬になっている
たけのこが成長すると竹になりますが、この竹は漢方処方に配合される生薬にもなっていて、竹の葉は「竹葉(ちくよう)」と、竹の幹の皮は「竹筎(ちくじょ)」といいます。
これらが含まれている漢方薬には、「竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)」や「清肺湯(せいはいとう)」、「竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)」などがあります。
竹葉石膏湯は熱を下げて熱により不足した水分を潤う働きが、清肺湯や竹茹温胆湯は、熱性の咳や痰を抑える働きがあるとされています。
また、漢方ではありませんが、竹を火であぶってにじみ出る「竹瀝(ちくれき)」は、古くから咳止めなどの民間療法として使われてきました。
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