今が旬!たけのこはトップクラスの「デトックス」食材 老廃物の排出効果を引き出す”薬剤師おすすめ”の食べ方と余ったときの保存法

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クエン酸には殺菌効果があるので、これを冷蔵置で保管しておくことで、1年くらいはもちます。傷むのを防ぐため、小さな瓶に小分けして作るのがおすすめです。

なお、アクの抜き方は、米のとぎ汁を使ったり、米ぬかを使ったり、重曹を使ったりする方法があります。こちらでは詳しく触れませんので、料理レシピなどを見て試してみてください。

発酵させて保存することもできる

タイやインドでは、たけのこを発酵させて保存する方法があります。

以前、発酵たけのこのスープをいただいたことがありますが、深い味わいで大変おいしかったため、自分で作ってみるようになりました。

発酵たけのこの作り方は、まず煮沸消毒、またはアルコール消毒をした保存瓶に、縦に2~3センチ幅ぐらいに切ったたけのこを隙間がないようにぎゅうぎゅうに詰めます。瓶口まで水を注いだら、空気が入らないようにラップで覆い、その上からフタをしめます。

天気や温度にもよりますが、3~4日で発酵することが多いようです。発酵は好みのところで止めるのがよく、冷蔵庫に入れると発酵が止まります。

写真は筆者が昨年作った発酵たけのこで、2週間以上が経ったモノがおいしかったです。ただ、慣れていない方は発酵と腐敗の違いがわからないと思うので、長期間保存しないで食べきりましょう(※外部配信先では写真を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

ヨーグルトのような爽やかな酸っぱい匂いは発酵したときの特徴的な匂いですが、腐敗臭がしたら迷わず捨ててください。

筆者が作った発酵たけのこ(写真:筆者撮影)
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