埼玉の駅前を歩くと、かなりの割合で目に入る“ある赤い看板”の飲食チェーンがある。それは牛丼でもラーメンでもない――正解は、中華料理チェーン「ぎょうざの満洲」の看板だ。
1964年創業で、現在は埼玉県を中心に103店舗を展開する「ぎょうざの満洲」。「餃子の王将」のような全国的な知名度はないものの、埼玉ではしばしばメディアに登場する人気店だ。「餃子と言えば満洲が一番好き」「埼玉に行ったら必ず満洲に行く」と、熱心なファンが多い。
ラーメンが550円で食べられるの?
「ぎょうざの満洲」は駅から近い場所に位置する店舗が多い。2年前に埼玉へ家探しをしに来たときに深く考えず「駅前にあるラーメン屋さんだから」と足を運び、驚いた。看板メニューの1つ、「満洲しょうゆラーメン」が、550円なのだ。こんなに安かったっけ……? しかも、国産食材にこだわっているとメニューにも書かれている。


















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