物価高の時代に「ラーメン一杯550円」のありがたさ…! "あの赤い看板"が目印の、開店後すぐに満席になる《健康中華》チェーンの正体

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そして、筆者が特に驚いたのは「玄米」が選べる点。中華料理チェーンで玄米を提供する店は、知る限りほとんどない。筆者も昨年、オンラインダイエットプログラムで玄米を推奨されたが、外食で食べられる場所は少なかった。チェーン店で選べるとは!

導入は約10年前。社長から「健康にこだわって玄米を取り入れたい」と提案があった。現場からは反対意見もあったが、一部店舗でテスト導入したところ好評で、徐々に広がっていったという。

季節メニューには、玄米100%の「秘伝豆玄米チャーハン」(710円)もある(筆者撮影)

使用しているのは「金芽ロウカット玄米」。普通の炊飯器で炊けて消化にも良く、栄養は玄米と同じまま、食べやすさだけを追求した米だ。店舗を見回すと、女性客も多い。

ぎょうざの満洲といえば、店舗に入るとすぐにショーケースがあるのも特徴。冷蔵と冷凍それぞれのお土産を販売しており、こちらも人気が高い。コロナ禍では「おうちごはん」を応援するため「毎日特売日」を実施し、ショーケースでの餃子の販売が大幅に増えたという。

冷蔵と冷凍それぞれのショーケースがあり、お土産のみの購入も可能。生ぎょうざ、冷凍餃子ともに12個入りで370円!特売日は300円(筆者撮影)
オープンキッチンで活気ある調理の雰囲気を近くで感じられる(筆者撮影)

 

駅直結でアクセス抜群、今後も店舗拡大予定

今回紹介した「ぎょうざの満洲 小江戸館」は川越駅直結で、出張者にとって非常に行きやすい。ほかにも大宮、浦和など主要駅周辺に店舗があり、いずれもアクセスが良い。

今後も各店舗の改装も進めながら、店舗を増やしていく方針だ。また、各店舗の改装も進めており、2025年10月には飯能駅前店がリニューアルオープンしたばかり。国産素材や健康志向へのこだわりといった挑戦を続けていながら、驚きの価格設定を守っている。他社がなかなかしないことに挑むからこそ、成長もし続けているのだろう。

出張のランチタイムに立ち寄って、ラーメンと餃子を味わってほしい。夜はお酒を楽しむ出張客も多いとのことだ。

【画像を見る】本編で紹介しきれなった画像も! ラーメンも餃子もデザートも最高なぎょうざの満洲のメニューはこんな感じ
かたおか 由衣 ライター

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かたおか ゆい / Yui Kataoka

東京都出身。東京学芸大学卒。星野リゾート勤務後、専業主婦を経て2020年よりライター。小学校教員免許を持ち、教育・子育て、エンタメ(音楽・アイドル・ドラマ)分野で取材・インタビュー・レポート・コラム執筆を手がける。2019年から4年間、沖縄・竹富島で暮らし、講談社コクリコで『島暮らしの子育てと学び』連載。現在は埼玉県在住、3児の母。「好き」や「思い」の力を軸に、多様な場で出会った声を言葉にして届けている。
X:@MomYuuuuui(https://x.com/MomYuuuuui)

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