物価がじわりじわり上がっている昨今、この値段で大丈夫なのか、気になって仕方がない。店舗やメニューの紹介に加えて、価格の秘密も紐解いていく。
今回訪れたのは観光客にも人気のエリア、川越。駅改札から徒歩数分で着く「ぎょうざの満洲 小江戸館」にやってきた。乗り換えや仕事の合間にさっと寄れることも、出張者におすすめのポイントだろう。
平日の11時。席についてメニューを選んでいると、次々と1人客が入店してくる。小江戸館は2020年にオープンした比較的新しい店舗。店内にはテーブル席やカウンター席が配置され、明るく爽やかな色使いだ。
メニューも充実しており、ラーメンだけで10種類以上があり、目移りする。「中華料理店なのに玄米を選べる」「定食も種類が豊富だ」「かぼちゃプリンおいしそう」と迷いながら、今回は「満洲しょうゆラーメンと焼餃子」(900円)、さらに、デザートに北海道産の栗南瓜を使った「かぼちゃプリン」(180円)を注文した。
ラーメンは麺の量を選べて、0.5玉を選んだため、焼餃子とのセットで870円。これで金額は合計1050円と驚きの価格だ。
素材までこだわった中華料理を驚きの価格で
注文を済ませ、ラーメンを待つ間、厨房からは、中華鍋を振る「カチャカチャ」「ジャッジャッ」と心地良い音が聞こえ、中華料理店らしい香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
「お待たせしました!」店員さんから注文の品が運ばれてきた。かぼちゃプリンも一緒にトレーに乗せられており、最高のランチ定食が誕生しているのでは? 胸をときめかせながら、早速ラーメンからいただく。


















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