物価高の時代に「ラーメン一杯550円」のありがたさ…! "あの赤い看板"が目印の、開店後すぐに満席になる《健康中華》チェーンの正体

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物価がじわりじわり上がっている昨今、この値段で大丈夫なのか、気になって仕方がない。店舗やメニューの紹介に加えて、価格の秘密も紐解いていく。

駅から徒歩5分の好立地。ショッピング施設「U_PLACE」の1階にある。上階にはホテルも(筆者撮影)

今回訪れたのは観光客にも人気のエリア、川越。駅改札から徒歩数分で着く「ぎょうざの満洲 小江戸館」にやってきた。乗り換えや仕事の合間にさっと寄れることも、出張者におすすめのポイントだろう。

平日の11時。席についてメニューを選んでいると、次々と1人客が入店してくる。小江戸館は2020年にオープンした比較的新しい店舗。店内にはテーブル席やカウンター席が配置され、明るく爽やかな色使いだ。

解放感があり、床の模様や壁のカラーも相まってスタイリッシュな雰囲気も(筆者撮影)

メニューも充実しており、ラーメンだけで10種類以上があり、目移りする。「中華料理店なのに玄米を選べる」「定食も種類が豊富だ」「かぼちゃプリンおいしそう」と迷いながら、今回は「満洲しょうゆラーメンと焼餃子」(900円)、さらに、デザートに北海道産の栗南瓜を使った「かぼちゃプリン」(180円)を注文した。

ラーメンは麺の量を選べて、0.5玉を選んだため、焼餃子とのセットで870円。これで金額は合計1050円と驚きの価格だ。

「レバニラ炒め」「よだれ鶏」といった定食のメニューも豊富で、目移りした。3段目中央にはトッピングがない「素ラーメン」という潔いメニューも(筆者撮影)
スマホの注文画面。麺の量もこちらから選べた(筆者撮影)

素材までこだわった中華料理を驚きの価格で

注文を済ませ、ラーメンを待つ間、厨房からは、中華鍋を振る「カチャカチャ」「ジャッジャッ」と心地良い音が聞こえ、中華料理店らしい香ばしい匂いが鼻をくすぐる。

「お待たせしました!」店員さんから注文の品が運ばれてきた。かぼちゃプリンも一緒にトレーに乗せられており、最高のランチ定食が誕生しているのでは? 胸をときめかせながら、早速ラーメンからいただく。

「満洲しょうゆラーメン」「餃子」「かぼちゃプリン」合計1050円!(筆者撮影)
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