医師が教える「自律神経が乱れ続ける」意外な性格→「あなたは乱れてる?」判断する簡単な方法
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自律神経を整えるために大切な「正しい呼吸」についてお伝えします(写真:buritora/PIXTA)
なかなか改善しない「なんとなくの不調」。
それは決して「やる気がないから」「メンタルが弱いから」ではありません。
多くの方が不調の原因を「自律神経の乱れ」と考え、食事や運動、入浴などさまざまな方法を試していますが、なかなか改善しないのは、不調の原因が「自律神経だけ」ではないからです。
本当に心身の不調を根本から改善し「なんとなくしんどい毎日」から抜け出すには、「自律神経」「気象(気圧・湿度・気温など)」「骨格(姿勢)」という3つの要因を同時に見ていく必要があります。
これらは相互に関係しているため、どれか一つだけを整えても、残りが乱れていれば不調は長引いてしまいます。
『自律神経 これ1冊ですべて整える』では、せたがや内科・神経内科クリニック院長の久手堅司氏が、これら3つの要因を無理なく整える方法をわかりやすく紹介しています。
以下では、その久手堅先生が、『「自律神経」を整えるマインド』について解説します。
自律神経は「完璧主義」に弱い
自律神経が大きく乱れていたり、体調を崩しやすい方は、いわゆる完璧主義者や頑張り屋さんであることが多いです。
自律神経は、持ち主の意思には関係なく、24時間365日ずっとはたらき続けています。
常に変化する体の状態や環境などに、絶え間なく対応してくれるはたらき者ですが、そんな自律神経も、ずっと全力ではたらき続けることはできません。
それは、自律神経はあらゆるストレスに弱く、ストレスによって乱れやすいからです。
不規則な生活や過労状態などの体の負担は、もちろん自律神経にとってもダメージです。
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