「大卒って意味あるの?」「大卒は就職で本当に有利?」 大学に "誰でも進学できる時代"に突入 キャリア形成から考えた就活のあり方

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大学は18歳でしか受けられないわけではない。社会に出た後、わからなかった知識やスキルを取り入れるため大学に学び直しに行ってもいい。むしろその方が「◯◯を学ぶために自己学習に投資している」という目的を持って、効率的に学べるはずだ。

必要なのは学歴より「目的に沿った進路」

企業も、人材を採用するとき、「自分の目的に向かって行動できるか」「自分で考えて判断する力はあるか」という部分を重視する。高卒か大卒かという学歴ではなく、そういった「目的意識を持って効果的に行動できる人材」を求める傾向が強まっている。

人手不足で転職が容易になったこと、採用企業側が大卒資格にこだわらなくなっていることを利点としてとらえ、若者たちが目的に沿った進路を選択できるよう支援していくことが必要だろう。1年でも早く理想のキャリアに出会って活躍する若者が増えることを望む。

川畑 翔太郎 UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ) 代表取締役

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かわばた しょうたろう / Shotaro Kawabata

1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う日々を送る。高校の同級生の誘いと自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターといった20代若者への就業支援実績は累計2,000名を超える。2024年よりIT/DX分野の教育研修事業「ウズウズカレッジ」を分社化し代表取締役に就任。就活メディアはこちら、X(旧Twitter)はこちら、YouTubeはこちら

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