5位は博報堂、4位はANA、ではトップ3は?2万人の学生が投票した「就職人気ランキング」

✎ 1〜 ✎ 790 ✎ 791 ✎ 792 ✎ 793
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:ふじよ/PIXTA)

2026年卒業予定の大学生・大学院生に向けた会社説明会が3月に「解禁」され、就職活動が本格化している。少子化による労働人口減少と拡大する企業の採用ニーズにより、学生優位の「売り手市場」が続く。

この状況下で企業間の人材獲得競争は一層激化し、採用活動の早期化・通年化も進行している。また、AI活用の広がりにより、学生側も企業研究の方法が多様化し、よりデータに基づいた企業選びが進んでいる。

今年の就活生はどんな企業に注目しているのか? 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施している、「就職ブランドランキング調査」から、就活生の関心が高い企業をランキング形式でまとめた。

『就職四季報 総合版』最新号発売中!詳細はこちら

調査対象者は、就職サイト「ブンナビ!」に登録する現在就活中(2026年春卒業予定)の大学生や大学院生。登録者のうち、大学名を問わず約2万人が回答している。調査期間は2024年10月1日から2025年3月15日まで。「前半」とあるのは、同調査が就活フェーズにあわせて複数回実施しているからだ。

具体的には、3年生の4月から9月の「早期」、10月から3月中旬の「前半」、3月中旬以降から4年生の6月末の「後半」の3回。あこがれやイメージが強い就活の「早期」、インターンシップなどを経て企業を判断できるようになった「前半」、実際の説明会や面接、内定を経たあとにふりかえる「後半」と分けることで傾向の違いを見ている。

総合商社と金融業界の根強い人気

1位は6年連続で伊藤忠商事となった。属性別では男子、女子ともに1位、文系でも1位、理系でも3位と、すべての属性で高い支持を集めている。20時以降の残業を原則禁止、早朝勤務を推奨するなど積極的な働き方改革で知られる同社の人気は不動のものとなっている。

好業績を維持する総合商社への注目度は依然として高く、トップ20には伊藤忠商事のほか、住友商事(7位)、三菱商事(8位)、三井物産(16位)がランクインした。

次ページ躍進した企業は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事