経済不安や物価上昇を背景に「安定志向」で金融業界は根強い人気を誇り、上位10社中3社を占めている。日本生命保険(2位)、大和証券グループ(3位)、SMBC日興証券(9位)がランクインした。
注目すべきは航空業界の躍進だ。全日本空輸(ANA)が前年の70位から4位へと大幅に順位を上げたほか、日本航空(JAL)も78位から23位へと躍進した。この背景には、コロナ禍からの航空需要の回復と国際線の拡充、インバウンド需要の増加に伴う業績改善がある。
エンタメ分野の企業が人気
また、ソニーミュージックグループ(18位)、集英社(19位)など、エンターテインメントに関連する企業も上位に多くランクインしている。特にソニー(22位)は理系学生からの支持が高く、理系ランキングでは1位となった。
一方、順位を下げた企業もある。医療機器大手テルモは前年43位から238位へと約200位も順位を落とした。あおぞら銀行も前年31位から116位へと大きく後退している。全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)も前年72位から198位と大幅に順位を下げた。
採用選考が本格化している中、学生の志望企業選びの動向が注目される。