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鳥羽シェフが才能よりも信じる「圧倒的努力」 ビジネスで大事なのは、信頼よりも、まず信用

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  • 鳥羽 周作 レストラン「sio」オーナーシェフ
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確かにたいていの仕事は、そこまで努力しなくても、一応はこなせます。しかし、圧倒的努力の果てには、今までとは全く違う風景と大きな実りがある。僕は未だそれを知らない人に向かって、そのことを言いたくて仕方ありません。

目標に必要なのは、努力と思考

でもそんな人も、本当はそのことをわかっています。わかっているのに、やらないだけ。それはすごくもったいないことだと僕は思います。まず絶対に必要なのは、努力の量。それに思考をかけ合わせることで、大きな目標に向かって何かが積み上げられていきます。

努力とは、行動です。それがなく、頭であれこれ考えるだけでは、何も始まらないのです。僕がいろんな新しい料理を次々に生み出せるようになったのは、ものすごい量の努力をしてきたからです。

以前は細かい要素をいろいろ組み合わせながら、意識的に考えていました。店の厨房や家の台所だけでなく、目につく食べ物すべてを毎日インプットし続け、常に考えていました。

例えばコンビニにお茶を買いに行っても、ほかの食品の棚を見ながら、「これとこれを組み合わせるといいんじゃないかな」と考えるようになった。そういうことをやり続けているうちに、いつしかスムーズに答えが出るようになりました。膨大なデータが脳に蓄積されると同時に、ロジックが出来上がり、どんどんアイデアが出るようになった。

それはやはり、細かい情報の膨大な積み重ねの結果です。店のメニューでも、クライアントのいる料理開発でも、自信に裏付けられた答えがスムーズに出てきます。

例えば一時期、コンビニエンスストアやチェーン店などから「月に一度アイデアを出してほしい」というようなオファーをたくさん受けましたが、少しも困りませんでした。変に気合いを入れたり、悩んだり、ストレスを感じたりすることもなかった。

最初の頃は悩むこともありましたが、いつしかそういう段階は過ぎていました。どんなことでもクリエイティブというものは、そういう過程を経るのだと思います。

人には先天的な才能と後天的な才能があると僕は思います。先天的な才能には、カッコいいとかきれいだとかの容姿や、さまざまなセンスといったものがあります。でも、後天的な才能、つまり努力によって得た才能の方が息が長い。

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【「ハイブリッドセンス」】

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