「正反対な日本人女性」と結婚した男の幸せな瞬間 2人をパートナーにしていった2つの物語

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筆者のバイエ・マクニールさんとパートナーのミキさん(写真:筆者提供)
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今や国際結婚はめずらしいものではありません。が、当人たちにしてみれば、出身国だけでなく、見た目も、文化も、習慣も、多くが異なる相手を理解したり、受け入れたりすることは容易とは言えないもの。
それでも、アメリカ人のバイエ・マクニールさんは、“自分とは正反対”の日本人パートナーに救われている、と言います。見渡せば世間や世界は争いごとばかり。が、2人がいかにして関係を築いているのかは、私たち自身がいかに自分と違うものに対してオープンになれるかのヒントになりそうです。

正反対の2人の「共通点」

初めて日本に来たとき、僕は言葉も通じず、習慣も知らず、自分の居場所があるのかどうかもわからない国で、すべてを理解しようとしていたただの男でした。

スーツケース2個と夢でいっぱいの頭で到着しましたが、現実はロマンチックな冒険とはほど遠いものでした。僕の日本語はたどたどしく、ブルックリン仕込みの威勢はここでは通じませんでした。見知らぬ土地で、どうやって助けを求めればいいのかさえわかりませんでした。

少し時間が経って、ミキと出会いました。一目惚れではありませんでした。彼女は海外1人旅を目指して英語を勉強していたプライベートの生徒で、私はその先生でした。最初はあくまで仕事上の関係でした。

しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、互いに惹かれ合っていることに気付きました。そして、ほどなくして付き合ってみようという話になりました。国際的な恋愛が簡単ではないことはお互い承知していましたが、早い段階で共通していると気づいたのは、1人旅をしたり、別の言語を話したり、知らない土地に移り住んだりといった『普通ではないこと』を進んでやる意欲がある、ということでした。

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