「正反対な日本人女性」と結婚した男の幸せな瞬間 2人をパートナーにしていった2つの物語
正反対の2人の「共通点」
初めて日本に来たとき、僕は言葉も通じず、習慣も知らず、自分の居場所があるのかどうかもわからない国で、すべてを理解しようとしていたただの男でした。
スーツケース2個と夢でいっぱいの頭で到着しましたが、現実はロマンチックな冒険とはほど遠いものでした。僕の日本語はたどたどしく、ブルックリン仕込みの威勢はここでは通じませんでした。見知らぬ土地で、どうやって助けを求めればいいのかさえわかりませんでした。
少し時間が経って、ミキと出会いました。一目惚れではありませんでした。彼女は海外1人旅を目指して英語を勉強していたプライベートの生徒で、私はその先生でした。最初はあくまで仕事上の関係でした。
しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、互いに惹かれ合っていることに気付きました。そして、ほどなくして付き合ってみようという話になりました。国際的な恋愛が簡単ではないことはお互い承知していましたが、早い段階で共通していると気づいたのは、1人旅をしたり、別の言語を話したり、知らない土地に移り住んだりといった『普通ではないこと』を進んでやる意欲がある、ということでした。
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