そんな地元密着型の参道を抜けると、すぐに不動尊の山門が見えてくる。
関東三大不動のひとつである高幡不動尊には、毎年初詣の時期に30万人以上の参拝客が訪れるという。日野市の人口が19万人ほどだから、その約1.6倍の人たちが正月期間中にここを訪れるわけだ。すごい数である。街の人たちが言うだけのことはある。
境内の広さは4000坪。隣接する山林を合わせると、約3万坪にもなるという実に広大な不動尊だ。この敷地に不動堂と仁王門という2つの国指定重要文化財が保有されている。
またこちらは、新選組の副長である土方歳三の菩提寺としても知られる。境内には土方の銅像が睨みをきかせている。
まずは線香をお供えして、境内を散策してみた。
前述の通り、訪れた日は紅葉の時期と重なった。境内は赤や黄色に色づいた木々で燃えるような美しさだった。
年末年始だけでなく、その他の季節も十分に楽しめる場所である。
大きな銀杏が目印のレストラン
高幡不動尊を出て、街を散策してみた。
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