新宿まで33分、家族で住んでも「8万円」の街の全貌 駅名が寺院のエリアに暮らす人たちの特権 

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そんな地元密着型の参道を抜けると、すぐに不動尊の山門が見えてくる。 

関東三大不動のひとつである高幡不動尊には、毎年初詣の時期に30万人以上の参拝客が訪れるという。日野市の人口が19万人ほどだから、その約1.6倍の人たちが正月期間中にここを訪れるわけだ。すごい数である。街の人たちが言うだけのことはある。 

境内の広さは4000坪。隣接する山林を合わせると、約3万坪にもなるという実に広大な不動尊だ。この敷地に不動堂と仁王門という2つの国指定重要文化財が保有されている。 

またこちらは、新選組の副長である土方歳三の菩提寺としても知られる。境内には土方の銅像が睨みをきかせている。  

高幡不動の境内で睨みをきかせる土方歳三像(筆者撮影) 

まずは線香をお供えして、境内を散策してみた。

前述の通り、訪れた日は紅葉の時期と重なった。境内は赤や黄色に色づいた木々で燃えるような美しさだった。 

参拝はやはり線香を供えることから(筆者撮影) 
紅葉が身近に感じられる街に住むのは贅沢だ(筆者撮影) 
広い境内は四季の移ろいを感じさせる自然がいっぱい(筆者撮影) 

年末年始だけでなく、その他の季節も十分に楽しめる場所である。 

大きな銀杏が目印のレストラン 

高幡不動尊を出て、街を散策してみた。

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