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キャリア・教育 #「おふたりさまの老後」は準備が10割

リタイア後の人生「失敗する・成功する人」決定差 大企業を早期退職し、カフェを始めたものの…

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  • 松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家
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おいしいコーヒーを淹れる力があっても、カフェ経営がうまくいくわけではありません。

客側がカフェに求めるのは、店の雰囲気、味、サービス、価格、立地、オペレーション、メニューのバリエーション、居心地のよさなど、総合的なクオリティです。

「コーヒーのおいしさ」はその中のひとつのパートにすぎません。

しかも、客単価が低く、回転率の悪いカフェは、外食産業の中でも利益が出にくい業態のひとつです。

外食産業で働いた経験のないMさんにとって、そもそもビジネスとしてカフェを成立させるのは非常に高いハードルだったのです。

いきなり変えるのではなく、無理なくシフトする

KさんやMさんだけでなく、多くの人の「第2の人生」を見てきた私から言えることがあります。

Mさんのように、いきなり新しいことを始めると、経験も慣れもないため、失敗するリスクが高くなります。

それよりも、第2の人生では若い頃から好きだったこと、長年続けていたことに無理なくシフトして、花開かせるほうが、うまくいくような気がします。

リタイア後に、いきなり180度違う新しい世界に飛び込むのは難しいものです。

そう考えると、現役時代から「リタイア後の生活」につながるような趣味や習慣を始め、しっかり「準備」しておくことが、「第2の人生」を上手に楽しむコツと言えるかもしれません。

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