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りそなが2025年に推し進める2つの資本活用策 来期以降はこれまでと異なる利益水準へ

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りそなホールディングス 社長グループCEOの南昌宏氏
南 昌宏(みなみ・まさひろ)/りそなホールディングス 社長・グループCEO。1965年生まれ。1989年関西学院大学卒業、埼玉銀行(現りそなホールディングス)入行。経営管理部長などを経て、2020年4月から現職(撮影:今 祥雄)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

円建て資産の大きさから、国内銀行の中でも金利上昇の恩恵が大きいとされるりそなホールディングス(HD)。金利ある世界における経営の舵取りを、南昌宏社長に聞いた。

銀行業務以外にも投資

──PBR(株価純資産倍率)が1倍を超えました。

1倍台は2015年7月以来のことで、感慨深い。好調な決算や株主還元に加えて、ポートフォリオの金利感応度の高さに対する期待があるのだろう。

政策金利が0.5%まで上昇した場合、最終的には資金利益が1000億円増加すると試算しているが、これでもまだ保守的だ。貸出金はこの1年間で7.8%増えている。今後も残高を増やせれば、さらに上を目指せるだろう。

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