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ビジョナル社長が語った「大転職時代」の幕開け 企業は人材流出の防止に注力すべきだ

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ビジョナル 社長の南 壮一郎氏
南 壮一郎(みなみ・そういちろう)/ビジョナル 社長。1976年生まれ。タフツ大学卒業後、モルガン・スタンレー証券入社。東北楽天ゴールデンイーグルスの設立に携わった後、2009年にビズリーチ(現ビジョナル)を創業(撮影:尾形文繁)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

即戦力となるハイクラス人材を対象とした転職プラットフォーム「ビズリーチ」を運営するビジョナル。企業の旺盛な採用意欲を追い風に成長を続ける同社の南壮一郎社長に、雇用市場の変化と今後の見通しを聞いた。

個人が企業を選ぶ時代に

──「配属ガチャ」で早期離職する新入社員に象徴されるように、転職が珍しくなくなってきました。

コロナ禍の影響もようやく薄れ、とくに若手を中心に働き方が大きく変化してきた。1つの会社で働き続けることはもはや当たり前ではないことが、はっきりした潮流となった1年だった。

新卒採用においても、就職活動中の大学生に、「入社した会社で定年まで働き続けますか?」と聞いて、手を挙げる人はほとんどいないだろう。2024年は人材獲得競争が激化する「大転職時代の幕開け」だった。大きな地殻変動だ。

──地殻変動の背景は?

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