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優勝劣敗が進むアパレル業界、再編機運は継続か コロナ禍を生き延びた企業が経営難の会社を買収

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新宿で大型店を開店したユニクロの入るビル
ユニクロは新たに新宿で大型店を開店。訪日客も来店する(写真:編集部撮影)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

2024年はアパレル業界にとって気温に悩まされる年だった。

従来、各社は8月中に夏服を売り切り、同月下旬から秋服を店頭に並べていた。だが、今年の夏は全国的に平年以上の暑さだったうえ、想定以上に残暑が長引いた結果、秋冬服の売り上げの立ち上がりが10月以降になった。

今後は薄い生地を用いながら秋を演出するなど、実際の気候に合った商品を夏と秋の端境期向けに開発することや、新商品の投入時期を後ろ倒しするといった対応を迫られている。

厳しい経営環境下でも明暗

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