
インバウンド需要の復活で、好調が続くホテル業界。日系ラグジュアリーホテル、パレスホテルでは年間の平均客室単価が初めて10万円を超える見通しだ。
外資系高級ホテルが続々と開業する中、どう戦うのか。吉原大介社長に今後の展望を聞いた。
都市を代表するホテルへ
──足元の業績は好調です。
2023年度の連結売上高は、コロナ禍前の2019年度と比べて2%増の355億円となった。2024年度は年間の平均客室単価が初めて10万円を超える見通しで、連結売上高も前年度比約10%増で着地しそう。宿泊客の7割を占める訪日旅行客が業績を牽引している。
中でも富裕層需要を見据え、2022年にはスイートルームを12室から18室に増室した。コロナ禍の中で着実に準備してきたことが花開いてきたと感じる。
海外のホテル各社は2025年度も前年を超える業績を見込んでいるもよう。当社も宿泊に加え、レストランや宴会の売り上げをさらに伸ばしたい。
──2025年も平均客室単価は上がりそうですか。
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