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オープンAIの一強状態に異変、「AI開発」最前線 ポジティブな形で社会実装することが重要だ

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PKSHA Technology 代表取締役 上野山勝也氏
上野山勝也(うえのやま・かつや)/PKSHA Technology 代表取締役。1982年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了後、ボストン コンサルティング グループ入社。東京大学に復学し機械学習を学び博士号取得。2012年にPKSHA Technology創業(撮影:尾形文繁)

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オープンAI1強に変化

──AI(人工知能)を取り巻く現状と今後をどうみていますか。

ディープラーニングが出たときと似ていて、何でもできるわけではないという理解が一般的に広がっている。技術は連続的に変化しているので、点で見るのではなく、線で見れば今何が起きているかよくわかる。

AIは一過性のブームではないしソフトウェアがAIに置き換わっていく巨大なトレンドの入り口であり、黎明期であることは間違いない。

だが、それをアプリケーションとして作らずにちょっと組み合わせただけで使うと、期待とは違うということが起き続ける。生成AIはあくまでソフトウェアの部品の1つであって、いろんな要素技術を組み合わせてAIアプリケーションを作らないといけない。アプリケーションのレイヤーでは、このものづくりをする力が問われている。

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