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アサヒビールが見据える「プレミアム商品」への道 「日本のビールです」という売り方はしない

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アサヒグループホールディングス 社長CEOの勝木敦志氏
勝木敦志(かつき・あつし)/アサヒグループホールディングス 社長CEO。1960年生まれ。1984年に青山学院大学卒業後、ニッカウヰスキーへ入社。2002年に当社へ転籍。豪州子会社社長や当社常務、専務執行役員などを経て、2021年から現職(撮影:梅谷秀司)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

段階的に進むビールの減税で、ビールに強いアサヒグループホールディングスは業界で1番の追い風を受ける。一方、中長期的な国内市場の縮小を見据えると、海外で安定的に稼ぐ力も必須だ。国内外の戦略について、勝木敦志社長に聞いた。

スシビールにはしない

──これまでの酒税改正の影響は?

発泡酒市場は当初の想定より縮小している一方、ビールへ需要が集まる動きが鮮明になってきた。売り上げにおけるビールの構成比が3分の2以上と高く、国内ビール市場で半分近いシェアを持つ当社にとってはありがたいことだ。

──2025年に国内で注力することは?

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