有料会員限定

2025年の銀行業界で格差が広がりかねない事情 日銀が1%まで利上げなら恩恵も膨らむが…

✎ 1〜 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 22 ✎ 23
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
大手行のイメージ画像
市場金利の上昇を受け、銀行の貸出金利回りは2024年に入って急速に改善している(撮影:梅谷秀司)

特集「2025大予測|産業・企業」の他の記事を読む

分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

銀行の決算が絶好調だ。上場する83銀行・グループの7割以上が、今2025年3月期の最終増益を見込む。

一因は国内の金利上昇だ。日本銀行による2024年3月のマイナス金利解除や7月の追加利上げを受けて市場金利が上昇。右肩下がりだった貸出金利回りが、ようやく底を打った。

2024年4~9月期の国内貸出金利回りを、マイナス金利下だった前年同期と比較すると差は歴然だ。

利上げが追い風に

関連記事
トピックボードAD