激務さんの「最強育児」は、ママ弁護士に学べ

三者三様の両立子育ては、なぜ実現できた?

23区内で一人事務所を経営する大迫恵美子弁護士は、司法試験の受験中に結婚、合格後の修習開始直前に妊娠が判明、修習中に出産している。

学卒後、弁護士事務所の事務スタッフとして働きながら受験を続け、合格したのは35歳の時。夫との話し合いで、合格してもしなくても子どもを持とうと決めた矢先に合格し、妊娠。当時の修習期間は2年間で、1年目の修習の後半に女の子を出産した。

幸いにも産後の肥立ちがよく6週間で修習に復帰し、修習の必要出席日数をぎりぎりでクリアできたのだが、それが可能だったのは、自宅近くの人柄のいいベテランの保育ママに預けることが出来たからだ。

「職住近接」実現のベストタイミングは?

5カ月目からは保育園へ。駅に近い場所は競争倍率が高いので、少々離れた小規模な保育園を選び、その近くに引っ越した。弁護士登録後、最初にイソ弁として勤務した事務所は新宿にあったが、当時自宅は神奈川県内。職場と住居は離れていたが、住居を保育園に近接させた。

大迫弁護士は弁護士登録から3年半後に、現在の事務所へ移った。当時は年配の女性弁護士の一人事務所に参加する形を取った。

事務所の近くに引っ越して職住を近接させる道は、その当時は選ばなかった。というのも、保育園は年齢が上がってから変わるといじめに遭いやすいと聞いていたからだ。結局、娘の小学校入学と同時に事務所の近くに引っ越し、職住近接を実現させた。

娘は学童が終わると自宅ではなく事務所に直行。その学童も2年までなので、3年生以降は学校が終わるとまっすぐに事務所へ。大迫弁護士の仕事が終わるまで事務所で待って、一緒に自宅へ帰る習慣になったという。

現在は先輩弁護士が引退し、大迫弁護士の一人事務所になっているが、入所当初は二人事務所。その先輩弁護士も過去、自らの子育て中は子どもたちを手元に置いていたので、大迫弁護士が子どもを事務所に置くことを理解し、かわいがってもくれたという。

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