週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #休養学

北海道北見「Uターン起業」した彼の"仕事と休み" 道東エリア「いる人たち」で創る余暇の楽しみ

7分で読める
  • 中西 拓郎 一般社団法人ドット道東 代表理事
2/4 PAGES

道東地区は、公共交通機関での移動も限られていて、特に、郊外へ取材に行くには、車を運転していかなければなりません。冬道は滑りますし、夜は野生動物が現れることもあり、緊張しますね。

遠方に出かけるときは、スキマ時間で温泉に入るようにしています。北海道は、多くの土地に温泉施設がありますから、目的地への道中で立ち寄ることが多いですね。

特に、帯広市内のモール温泉は、植物性の有機物を多く含むお湯でとても気に入っています。温泉には助けられているなという実感があります。

管理された勤務時間に疲労した公務員時代

僕は北海道北見市の生まれです。防衛省に入省して、千葉県で過ごしてから、北見市にUターンし、フリーランスを経て「ドット道東」を立ち上げました。

公務員時代は、曜日と時間を制限されて働くことがストレスでした。そこまで多忙というわけではないのですが、5日間働き切って土日に休むというように、くっきりと時間が分かれていることに疲れを感じていたんです。

日曜日の夕方になると「明日からまた仕事だな」と思えて、休みなのに憂鬱になり、月曜日になると「あと4日間働かないといけない」と考えてしまう。心理的なアップダウンが多かったと思います。

『休養学』には、疲れる前に休みなさいと書かれていますが、それが自分のペースではできない働き方だったのです。

今は、千葉にいた頃よりも働いている時間は長いのですが、仮眠したり、温泉に入ったりできるなど自由度が高く、エネルギーが切れる前に休むことができるので、とても気が楽です。

「ドット道東」は、10人以下のチームなのもあって、それぞれの自由度をある程度保つ方針で運営しています。働く時間はそれぞれが自分で管理しているので、みんな自分なりの休み方をしているようです。

ただ、その自由な働き方のために、深夜に働いている人、土日に働いている人などバラバラで、相手が休みをとっている時に連絡メッセージを送ってもよいのか、考えてしまうことがあります。

次ページが続きます:
【休みのときは通知OFF。でも…】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象