これから疲れそうだから、先に休んでおく
たとえば山登りに行くとき、私たちは、
「食料や水をどれくらいもっていこうか」「もしかして途中で泊まるかもしれないから、寝袋ももっていこう」
というように、先のことに想像をめぐらせて準備をするでしょう。
同じように、この先どんな活動をして疲労するかを予見して、それに必要なエネルギーである活力をためておくのです。疲労したから休むのではなく、疲労しそうだから先に休んでおく、といってもいいでしょう。
これは長期休暇に限ったことではなく、毎日・毎週のスケジュール管理にもいえる話です。
「明日は子どもと一緒に公園に行って、そのあと食料品の買い出しにも行くから、たぶんすごく疲れるな。今日は早く寝て、エネルギーを蓄えておこう」
「今週はデスクワークが中心だから、それほど体力は消耗しないだろう。エネルギーはそんなに必要ないかもしれないな」
こんなふうに、予定される活動から逆算して、必要な活力を蓄えておくという発想に、ぜひ、切り替えてみてください。



















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