「振られた仕事を断れない人」を卒業する簡単ワザ キャパオーバーで無理をしたって意味がない
ここでアテクシの若い頃のお話をするわね。少しの間働いた病院の上層部の先生が、自慢話が好きな人だったの。ある日、その先生がこう言ったわ。
「新しい病棟が完成したので、見学ツアーをします」
アテクシはカルテの整理を中断してツアーに参加したのだけど、何も役に立つ話はなく、「設備にすごくお金をかけた」のような自慢話で終わってしまったのよね。
多くの先生がこのツアーに参加させられたのだけど、参加していない人もいたわ。その人たちは書類を作成したり、患者さんと話していたりと、仕事に集中していたの。途中でこのツアーを抜け出した先生たちも、仕事を思い出したと言って(あるいはそのフリをして)、その場を抜けたわ。それでも特に悪目立ちもせず、お世辞を言う必要もなく済んだの。同調したくない話にあわせられそうなら、仕事を言い訳に逃げても問題ないのよね。
話を聞く時は「肯定しない」「話を広げない」
また、仕事に関わる部分で不本意に同調させられそうなら、同調せずに自分の意見を伝えるべきよ。
その場から逃げられそうにないなら、中心人物から離れるのも重要よ。会話には「範囲」があって、たいていは目の届く範囲の人と会話しているのよね。中心人物から離れた人の反応は、ほぼ見られていないの。だから、同調しなくても気づかれにくいはずよ。
同調したくないなら、肯定しなくていいわ。ただ聞くだけでいいの。察しのいい人なら、アナタが「同調するのを嫌がっている」と気づいてくれるわ。もし察してもらえなくても、無理に同調しないだけで、モヤモヤは多少マシになるはずよ。
また、同調したくない話は、「そうなんですね」ぐらいで終わらせて、あまり広げないようにするのがおすすめよ。サービス精神が旺盛な人は、興味がなくても話を広げてしまうけど、それは相手が喜んで、自分が疲れるだけよ。
これらの抜け道を使って、できる限り「関わらない」を実行してみて。これだけでもだいぶ心の負担が軽くなると思うわ。
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