「振られた仕事を断れない人」を卒業する簡単ワザ キャパオーバーで無理をしたって意味がない

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定期的な報告の場をつくってみるの

もしアナタがミーティングを提案できるなら、定期的な報告の場をつくるのもアリよ。週1でも毎朝でも、定期的な場を設定して、そこで報告するの。相手が仕事をしている最中に報告するよりも、ずっと話しやすいはずだから。すでにそういう場所があるのなら、その時間に話すべきことを詰め込んでみて。

他の人も巻き込めば怖くないわ

アナタが「話しかけにくい」と感じている人でも、周囲のみんなからそう思われているわけではないのよ。「話しかけにくい人」でも、相手によって態度を変えているはずだからね。アナタが話しかけにくい上司でも、さすがに社長を相手にして、話しかけられたくない雰囲気ではいないでしょう。

また、人間は、その場に第三者がいればいるほど丸くなるわ。だから、1対1ではなく、多くの人がいる場面で話しかけるのがいいの。相手がぶっきらぼうな態度に出たら、他の人もわかってしまうような場所が理想的よ。

どうにもならなければ、相手より上の立場の人や、社内の問題を解決する部署に相談してほしいわ。相手が話しかけられない雰囲気を出すのも、ある種のパワハラだから、然るべき手段に出ることも視野に入れてね。

同調を求めてくる相手とは「関わらない」が基本

逆によく話しかけてくるけど、むやみに同調を求めてきて、かえって面倒な相手もいる。そういう場合は、たとえ相手が上司で、同調するしかない場面であっても基本は「関わらない」「反応しない」「気にしない」よ。

しかし、「反応しない」「気にしない」はできるけれど、「関わらない」は難しいと思う人は多いかもしれないわね。そこで、ここでは「関わらないコツ」を紹介するわ。「関わらざるを得ない」と思っても、本当に関わらざるを得ないことはまれなの。

(出所:『精神科医Tomyの人づきあいはテキトーでいいのよ 無理せず「めんどい人」をかわすコツ』より)

これは主に職場で有効な方法よ。「同調したくないのに、同調せざるを得ない場面」は、たいていどうでもよく、本来の業務と関係ない場面よね。それならば、本来の仕事に集中していれば、無理に同調させられる場所から一時的に抜け出せるの。また、本来やるべきことを一生懸命やっているなら、同調しないことが原因で嫌われることもあまりないのよ。

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