110カ所超の「遊園地」巡った"会社員夫婦"の幸せ 大人になっても楽しめるアトラクションの魅力

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イチ推しは、東武動物公園(埼玉県)の太陽の恵み鉄道パークライン。園内に駅があり、移動手段としての役割もあるミニトレインだ。蓮沼海浜公園(千葉県)のミニトレインは走行距離日本一で、2.1kmを約20分かけて走る。

遊園地だいすきユニット369days
東武動物公園の太陽の恵み鉄道パークライン(写真:369days提供)

また、ネオパークオキナワ(沖縄県)のミニトレインは、戦前にあった沖縄軽便鉄道を再現したもの。どれもこれも、唯一無二の個性がある。

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ネオパークオキナワのミニトレイン(写真:369days提供)

全国各地の遊園地の特徴を把握している2人は、普段からExcelやGoogleマップを活用して、行きたい遊園地や、乗り物のあるスポットをリストアップしている。

旅の目的地となる遊園地を決めたら、その周辺の乗り物スポットも併せて巡る。閉園した遊園地のガイドブックを持参して、その跡地に建つ公園や施設を巡り、ありし日の遊園地に思いを馳せることもある。

遊園地巡りで大切にしていること

初めて訪れた遊園地で大事にしているのは、まずは何も考えずに思いきり楽しむことだ。

「ファーストインプレッションを大事にしたいので、初めての遊園地では情報収集をしすぎないようにしています」(milfordさん)

「私たちは『遊園地だいすきユニット』なので、遊園地の中で好きなポイントを必ず見つけるようにしていますね」(mikkoさん)

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369daysのmikkoさん(右)・milfordさん夫妻。サントピアワールドにて(写真:369days提供)

目いっぱい楽しんだ後の2人の楽しみが、遊園地の情報収集だ。多いのはネット検索だが、さらに調べたいときは国会図書館で昔のガイドブックを探したり、業界紙のデジタルアーカイブを見たりする。地元紙には開園当時の記事や遊園地の広告が載っているため、マイクロフィルム化された当時の新聞を2人で手分けして調べることもある。

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