数年前、お墓の相談をしてきた人が今度は…
墓石・仏壇店の経営、そして広く終活サポートをしている私のもとには、さまざまな相談が寄せられます。
今回はそんな中から「老後とお金」について深く考えさせられるケースを紹介しましょう。
以前、Gさんという方から墓石の注文を承ったことがあります。
いくつかの墓石を提案しましたが、Gさんが選んだのは低価格のラインの墓石でした。
もちろん、安い墓石だから悪いというわけではありません。
お客さまの経済事情やお墓に対する価値観に合うものがベストだと思っていますから、Gさんの希望通りのお墓をプロデュースさせていただきました。
そして数年がたち、再びGさんから連絡がありました。
「そろそろお金の整理をして、遺言などの準備をしたい」とのこと。
Gさんは70代後半で、奥さんと2人暮らし。お子さんは遠く離れて暮らしているため、老後の生活設計や亡くなったあとのお金について考えておきたいのだそうです。
私に行政書士やファイナンシャル・プランナー資格があることから、墓石のご縁もあって相談してくださったのです。
そこでGさんのお宅に伺ってみたのですが……、「驚くこと」ばかりでした。
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