【お盆帰省で直面】「お墓の管理」今後どうする? 継ぐ人なし「独身・子供いない人」の賢い選択は?

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納骨堂
屋内に設けた納骨スペースがある納骨堂は、比較的立地がよくお参りがしやすいものが多く、またお天気に左右されないというメリットもあります(写真:SA555ND/PIXTA)
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結婚しても子どもをもたない夫婦、いわゆる「おふたりさま」が増えている。
共働きが多く経済的に豊か、仲よし夫婦が多いなどのメリットはあるものの、一方で「老後に頼れる子どもがいない」という不安や心配がある。
そんな「おふたりさまの老後」の盲点を明らかにし、不安や心配ごとをクリアしようと上梓されたのが『「おふたりさまの老後」は準備が10割』だ。
著者は「相続と供養に精通する終活の専門家」として多くの人の終活サポートを経験してきた松尾拓也氏。北海道で墓石店を営むかたわら、行政書士、ファイナンシャル・プランナー、家族信託専門士、相続診断士など、さまざまな資格をもつ。
その松尾氏が、「継いでくれる人がいない場合のお墓事情」について解説する。

「親から子」「子から孫」へ引き継くのが一般的だが……

従来型のお墓は、お墓の使用者が代々引き継がれていくことを想定しています。

「おふたりさまの老後」は準備が10割: 元気なうちに読んでおきたい!68の疑問と答え
『「おふたりさまの老後」は準備が10割: 元気なうちに読んでおきたい!68の疑問と答え』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

つまり、子どもや孫へ、先祖代々お墓を継いでいくというのが、日本の一般的なお墓のスタイルです。

しかし、結婚しない人、結婚しても子どものいない人が増え、

「将来お墓を引き継いでくれる人がいない」という人が増えています。

あるいは子どもがいても、

「子どもに面倒をかけたくないから、お墓はもちたくない」という人もいるでしょう。

最近では前回の記事(【お盆休みに直面】将来「墓じまい」する人へ警告でも解説したように「墓じまい」をする人も増えていますが、そうなると自分自身の遺骨はどうなるのか、気になるのではないでしょうか。

では、継承者がいなくても入れるお墓について、解説していきましょう。

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