「資産4000万円でも"ボロ家屋"暮らし」驚きの実態 「質素すぎる老後の暮らし」は本当にいいこと?

✎ 1〜 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

私はGさんの希望通り、遺言の準備、……など、さまざまなサポートをさせていただきました。

なかには「1億円近い資産」をもつ人も

じつは、終活のサポート業務をしていると、Gさんのような例にたくさん遭遇します。

なかには、Gさんのように質素な暮らしをしながら、1億円近いお金をもっている人もいらっしゃるのですから驚いてしまいます。

多くの高齢者は、お手持ちの資産や、収入と支出とのバランスなどについて見える化できていません。

そのため、私から見ると根拠のない不安に駆られているケースが多いように思います。

・これからの生活に必要なお金がよくわからない
・生活を快適にする術がよくわからない
・誰に相談していいかわからない

という人も多いようです。

お子さんが近くにいらっしゃれば、子どもからのアドバイスなどもあるでしょう。

しかし、子どものいない人、子どもと疎遠になっている人、子どもが遠方住まいの人は、資産と生活のバランスがうまくとれなくなってしまうケースが多いように思います。

次ページでは、「大事なこと」は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事