激変する小学生の学習環境下で「親がすべきこと」 「勉強しなさい」言葉攻めでは子供は勉強しない
コロナ禍やICTの普及により、小学生の学習環境は大きく変化しています。かつての常識は通用しなくなり、親世代も戸惑うことばかりです。AI化やグローバル化が進む時代では、「自分から勉強する」主体的な子どもに育ってほしいと願う親御さんも多いでしょう。全国の保護者の方の悩みを聞き、子どもたちを直接指導してきた石田勝紀さんの著書『のびる子はやっている最大効果を出す 小学生の勉強法』より、主体的な学習者を育てるための具体的な方策を一部抜粋、再構成してお届けします。
言葉攻めでは、子どもは勉強しない
親世代とは大きく変わった現代の小学生の勉強事情。AIやグローバル化に対応できる能力を育てる学習指導要領に戸惑う保護者の方も多いのではないでしょうか。親世代がやってきた勉強方法そのままでもよい部分もあるし、新しい時代に対応した学び方も知る必要があります。
では、私たち親世代も学校の先生や親から、家庭学習の方法や学び方をくわしく教わったことがあるでしょうか? ほとんどないと思います。実は、この状況は今でもほとんど変わりません。子どもたちは自分で勉強する方法を知らないのです。方法を知らずに「勉強しろ」と言われても、やる気は出ません。
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