先週から、多くの企業が決算を発表している。
その中で、決算書や説明会資料の中に、興味深い表現や変化が確認できたので、2つほど紹介したい。
ニュース①楽天の見事なレトリック
楽天グループは2023年12月期の連結業績を発表した。結果は次のとおりだ。
たしかに、前期の営業利益(損失)は▲3716億円だったから改善はしている。
しかしながら、現在でもかなりの営業損失を計上している。この問題はモバイル事業にある。おそらく、読者の知人が楽天関連に勤めていればモバイルの加入に誘われたに違いない。私は誘われた。かなりの努力でも、まだ厳しい。
となっている。読者の会社が、売上高と同等規模の損失を出していれば、この厳しさがわかるかもしれない。


















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