楽天はがんばっていると私は思う。グループ全体で努力している。しかし、私がつい笑ってしまったのは楽天の「決算ハイライト」だ。
“■モバイル”という箇所にこうある。なお、太字やアンダーラインは私によるものではなく、楽天によるものだ。
<コスト構造の見直しや契約者数の増加などを理由に、Non-GAAP営業損失は前年比1,417億円の大幅改善となる3,375億円、Non-GAAP EBITDAは前年比1,599億円の大幅改善となる1,791億円の赤字。>
<楽天モバイル単体における2023年度の売上収益は2,249億円(前年比17.7%増)で増収。Non-GAAP営業損失は前年比1,368億円の改善となる3,225億円。>
<楽天モバイル単体における2023年度の売上収益は2,249億円(前年比17.7%増)で増収。Non-GAAP営業損失は前年比1,368億円の改善となる3,225億円。>
おそらく、普通に読んでいたら、前者は“赤字”であることに気づかず、後者も“損失”であることに気づかないと思う。
決算プレゼン資料はもはや「令和の楽天文法」
同時に決算プレゼンテーション資料は凄い。一読をおすすめしたい。
●連結売上収益の上昇、27期連続増収の達成
●マーケティング効率、オペレーション効率の上昇
●主要KPIの達成
などが列記される。
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