BMI値とは「ボディ・マス・インデックス」の略で、「体重 ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)」で割り出される体格指数です。厚生労働省の基準では、18.5未満だとやせ気味、18.5~25未満が標準、25以上は肥満傾向となっています。
たとえば身長173cm、体重68kgですと、「68kg ÷ 1.73m ÷ 1.73m ≒ 22.7」となり、標準ですが、この身長で体重が75kgぐらいになってくると、まったくお酒を飲まない方でも脂肪肝のリスクが高まってきます。
そして「肝機能検査」の項目もチェックしてみましょう。「血液検査」となっている場合もありますが、その中で、GOT(またはAST)とGPT(またはALT)の数値がそれぞれ30U/L以上の方も、脂肪肝予備軍と言えます。
この2つの数値は肝臓に多く存在しているアミノ酸を作り出す酵素の数値を表していて、基準値としてはGOT が10~40、GPTが5~45となってはいますが、それぞれ30を超えている場合は、食生活を見直してみましょう。
脂肪肝リスクを高める食べ物
少し難しいお話が続きましたが、「太ってきたな」「最近、揚げ物ばっかり食べている」「毎日ケーキ三昧でいいのだろうか」と思う方は、放っておくと脂肪肝リスクがどんどん高まるので、悪化してしまう前に予防と改善に努めてみましょう。
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