冷凍ブロッコリー「水っぽくならない」超ラク解凍 おいしさ半減「エッジランナウェイ現象」防ぐ技

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シチューやカレー、スープなど煮込みや汁物に使う場合は、凍ったまま入れればOK。入れるタイミングは最後の仕上げ段階に。最後に入れて火を止め、余熱でとかすイメージでいいでしょう。

ほかのおすすめの使い方としては、味噌汁や鍋の具材です。ブロッコリーは和風の味付けにも意外と合うので、ぜひ1度試してみてください!

余った生鮮ブロッコリーの冷凍法

生鮮品のブロッコリーが余ったときは、ご自身でも冷凍できます。

ブロッコリーの茎
ブロッコリーの茎も冷凍に(写真:筆者撮影)

鮮度が落ちやすいので、買ってきたらできるだけ早く冷凍を。冬はブロッコリーの旬で価格も安くなるので、買い過ぎてしまったら、使わない分はその日のうちに冷凍しましょう。

小房に分けて塩を加えた湯で硬めにゆで、粗熱を取り、水気を切ってから保存袋に入れて冷凍します。解凍時も、市販の冷凍ブロッコリー同様、加熱しすぎないように。

茎も食感もありおいしいので、捨てずに利用してください。茎の皮を厚めに削いで、中だけカットします。これも自分で冷凍するよさであり、食品ロス削減にもつながります。

生のままでも冷凍できますが、保存期限が短くなります。野菜が持つ酵素により、味や食感などが劣化しやすいからです。保存期間は、生なら1〜2週間以内、加熱したものなら1カ月以内を目安に消費しましょう。

(構成/田中絢子)

西川 剛史 冷凍生活アドバイザー

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にしかわ たかし / Takashi Nishikawa

ベフロティ株式会社代表取締役。高校生のころから冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍専門家として活動。冷凍王子としてテレビ番組「マツコの知らない世界」「ヒルナンデス!」など、その他テレビ、雑誌などに多数出演。
年間約1000品の冷凍食品を試食し、累計1万品以上の冷凍食品を実食した経験と商品開発の経験から、冷凍食品開発コンサルタントとしても活動。
著書は「いますぐ食べたい!冷凍食品の本」(自由国民社)、「冷凍王子の冷凍大全」(サンマーク出版)。Youtube「冷凍チャンネル」を開設。
さらに冷凍の資格講座として「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。

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