パナソニック新型レコーダーのスゴみ

キーワードを「全自動」にしたワケ

ハードウェアとしては従来の”全録”機と同じなのに、本機はなぜ”全自動”を名乗るのだろうか。

それは従来とは異なる考え方で、本機を作り上げたからだ。昨年の全録機であるBXTシリーズは、ユーザーが意思をもって予約録画するビデオレコーダーの延長線上にある製品だった。むろん、常時全チャンネルを録画することで、”時間にとらわれずに好きな番組を楽しめる”という本質を磨き上げてはいるが、それ以上には踏み込んでいなかった。

テレビの楽しみ方を根本から変える

しかし、BRXはテレビの楽しみ方を根本から変える製品だ。テレビ番組を楽しむユーザーを、”放送時間”から解放し、自由な時間にテレビ放送を楽しむという点でも進化している点はある。

だが、本機の本質はまさに”全自動”。テレビ番組情報、番組各コーナーの情報、細かな放送内容などを管理し、情報の塊と見立てて検索。さらには普段から視聴している番組を追跡することで学習し、さらにはユーザーが”みたいだろう番組”との出会いを全自動DIGAが演出するのだ。

たとえば全自動DIGAは起動時、テレビ放送ではなく「新着番組」を見せる。この画面にはジャンルごとのお勧め番組、最新のニュース一覧、お気に入り登録した属性の番組などが整理されている。ウェブのニュース情報をまとめたポータルサイトのような作りである。

何をお勧めするかは、前述したように視聴傾向から判断するため、使い込めば使い込むほど、だんだんと自分好みになっていくのも特徴だ。

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