最新ヘッドフォンが「集中と安眠」を生むワケ 音を消すソニー、音で癒やすボーズ

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ソニーの最新ノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM3」3万9880円。これまでの常識を越えた高いノイズキャンセリング能力を誇る(筆者撮影)

商品の謳い文句だけを聞いているだけであれば、その良さはピンとこないかもしれない。しかし、実際に体験してみると、これは時代が変化したと思わせるような、ビジネスパーソンにぴったりの、そして対照的な2つの最新ヘッドフォンを紹介したい。

1つはソニーの最新ノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM3」。ノイズキャンセリングという、今日では多くの製品が組み込んでいる機能で、体感的にも大きな進歩が可能であることを示した。

ボーズが先鞭をつけたこの分野は、ソニーが世界初のデジタル化を成し遂げ、そこに特徴的なブランディングでビーツが食い込んできたジャンルだが、周囲のノイズを消し去る能力が向上するにつれ、ノイズキャンセリング能力そのものには注目が集まりにくくなっていた。そんな状況に終止符を打ったのがソニーのMDR-1000Xだったが、今回はその3世代目を紹介する。

体験すると評価がガラッと変わる製品

もう1つは、ボーズの「NOISE-MASKING SLEEPBUDS」。全周波数帯域にバランスよく音を配置したホワイトノイズに近い、そして自然の中にある周期性のある音や、心地よい癒やしの音を発することで、不快な音を覆い隠し、うるさい環境でもゆったりとした睡眠を得たり、あるいは喧騒の中での集中力を得るという、かなり機能を絞り込んだヒアラブルデバイスだが、実際に使ってみると、その有用性に惚れ込んでしまった。

ボーズの「NOISE-MASKING SLEEPBUDS」。価格は3万2400円と高価だが、その有用性は圧巻である(筆者撮影)

両製品とも“体感する前と後”では、後のほうが圧倒的にその価値を大きく感じられるという点で共通している。とりわけボーズは、意図はわかるものの“オーバープライス(価値に対して価格が高すぎる)”と感じていたが、使用後は睡眠時の必須アイテムとなった。

順に紹介していこう。

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