ソニー「α6300」に秘められたスゴい技術

高級コンパクトは「高速」と「高精度」を両立

「α6300」は何がすごいのか?

2月末、国内最大のカメラショー「CP+」が開催され、各社とも気合いの入った新製品を並べた。以前ほどの勢いが見られなくなったカメラ産業だが、製品の進化はとどまることを知らない。とりわけ、今年はオリンピックイヤーということもあり、スポーツ報道の現場を二分するキヤノン、ニコンは一眼レフカメラ最上位モデルを揃って投入している。

一方、一般コンシューマ向け製品の充実も見逃せない。オリンパスはかつてのハーフ判コンパクト一眼レフカメラをモチーフとしたコンパクトボディながらも優れた5軸手ぶれ補正を内蔵するデジタル一眼「PEN F」で注目を集め、風景撮影を中心としたアマチュアカメラマンからの根強い支持があるリコーのPENTAXブランドには、待望の35ミリフィルムサイズのセンサーを搭載した「K-1」が投入された。

高速・高精度のオートフォーカス

上の画像をクリックするとAmazonの特設サイトにジャンプします

いずれも劣らぬ話題の製品ばかりなのだが、今回はソニーの「α6300」をピックアップしてみる。すでに海外では発表済みだが日本での発売は3月12日から。ピックアップの理由は、他に例を見ないほどの高速・高精度のオートフォーカスを実現していた「α6000」をさらに上回るオートフォーカス機能を実現した点にある。

デジタルカメラにとって、もっとも重要な評価ポイントが”画質”という点は以前から変化していない。しかし、各社の画質が大きく進化してきたことで、大多数のレンズ交換式カメラは一定水準以上の画質、高感度性能などを備えるようになった。その結果、もっとも重要な”画質”に加えて、よりよい写真を撮影するための機能に対する評価の重みが高まっている。

次ページより良い写真を撮影するために不可欠な要素
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT