ソニー「Xperia Z3」、最大の魅力とは?

ベルリンからプラハへ、製品レビューの旅<5>

フォルクスワーゲンの「GOLF 7 GTI Performance」

ソニーの「Xperia Z3」にはバッテリーの駆動時間が長い、という強みがある。この一点だけでも、アップルのiPhoneから乗り換える意味がある、と感じさせる重要なポイントだ。スペック上の数字として示される「待ち受け時間」や「連続使用時間」は、実感とは異なっている。実感として、Xperiaのバッテリーの駆動時間は非常に長いのである。

スマートフォンの時代になってからは、連続使用時間よりもバッテリー容量(電池そのものに蓄積できる電力量)を重視する傾向もあるが、それだけで評価できるほど単純でもない。

スマートフォンは現代のパソコンとも言える商品だが、携帯電話からスマートフォンへと中心となる商品が変化したことで、バッテリー駆動時間の評価はより複雑になってしまった。

第4回からかなり時間が空いてしまったドイツ商品レビューの旅だが、今回が最終回。今回は、スマートフォンのバッテリー性能について考えていく。

燃費と航続距離

その前に、ドイツの旅をともにしたフォルクスワーゲンの「GOLF 7 GTI Performance」の燃費について見ていこう。チェコのプラハでセグウェイによる観光をした後、GOLF 7 GTI Performanceを駆って巡ったのは、ドレスデン、ニュルンベルク、ヴィースバーデンといった街。しかし、チェコ周辺にいる間に確かめておきたかったことがある。それは燃費だ。

この自動車が搭載するフォルクスワーゲンE888型は、同社の4気筒2リッターのダイレクトインジェクションエンジンとしては2世代目にあたり、前世代のGOLF 6から同グループ内のさまざまな車種に搭載されており、高燃費と高性能を兼ね備えていることが知られている。

最近になって国産車でも導入が進みつつある”ダウンサイジングターボ”の一種と言えば話が早いだろうか。乗用車用ディーゼルエンジンの燃料噴射技術を応用した高圧縮比のガソリンターボは、燃費と性能の良さから欧州車を中心にどんどん採用の幅が拡がっている。E888型はフォルクスワーゲン、アウディ連合の主力車種の心臓部として多様なバリエーションがある。

が、それが230馬力のPerformanceパッケージ、GOLF 7というパッケージでは、どのぐらいの燃費なのだろうと思いながら、少し抑えめの速度でドレスデンまでの道のりを走った。

次ページ日本に近い状況で燃費を計測
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