コンサルへの転職、それほど甘くないですよ 次はコンサルになりたいのですが・・・

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コンサルという仕事をするにあたって、基礎スキルを獲得するなどの行動ができていたか否か。それによって、その方の仕事に対するスタンスが垣間見えるものです。あこがれだけで何かしらの基礎知識が身に付くわけではないため、準備という意味では現在やっている仕事以外のことにも気を配るようにしてください。

余談ですが、事業会社出身者がコンサルに転職する場合、いったんビジネススクールなどに通ってから応募されることが多い理由は、このあたりの基礎スキルを学んでから、という方が多いためです。

PCソフトについても勉強をしておきましょう

加えて、一歩下がった感のある領域ですが、エクセルやパワーポイントといったオフィスソフト系のスキルも重要です。

実はこれらは、異業種からの転職組が苦戦するケースが多いのです。決して仕事の本質ではないのですが、重要な仕事のツールのため、きちんと操作できるか否かで作業時間に大きな差が出ます。そういったツール系であれば、独学でもある程度は身に付くでしょう。そういった本や参考書もいろいろと出されていますから、ご自身にとってしっくりくるものを活用しつつ準備してください。

いろいろと書いてきましたが、まずはコンサルという仕事を考えた際に、どんな仕事上の経験や実績であれば準備となりうるかを考えましょう。そして、仕事では学べないけれども大切なスキルとは何かを考え、それについてはきちんと勉強をしましょう。

仕事を始めたばかりで大変かとは思いますが、目標に対して真剣であれば、どんな苦労も乗り越えられるはずです。夢の実現に向かって、一歩一歩前進されることを応援しています。

 

※安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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