コンサルへの転職、それほど甘くないですよ 次はコンサルになりたいのですが・・・

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さて、コンサル会社への将来的な転職を見据えてどうすべきか、ということですが、「仕事でやるべきこと」と「仕事以外でやるべきこと」の2つに分けて考えましょう。

まず何よりもいちばん大切なのは、現在の会社で実績を上げることです。「定量化できる実績」(同期で1番になった、営業成績で支店1位になった)や、自分で考えて従来の方法を変えた(営業手法を変えた、新規提案方法を立案した)といった、実力がわかりやすい形で現れる何かを成し遂げたいところです。

ネット広告ということで、推測ですが、現状分析や市場分析といったコンサル的スキルに関連する業務もあろうかと思います。意識的にコンサルで活用できそうな能力を磨いて、しかるべき実績を出す、これがいちばん重要です。コンサル的能力というのはどの会社においても、どんな仕事においても求められる能力です。それを意識してやるようにしてください。

問題解決の実績はアピールポイントになる

コンサル的な問題解決屋さんになろうとするからには、どんな仕事をしていようと、問題の発見と改善や解決にまで持っていった実績が、面接時の大きなアピールになると思います。従来のやり方を十分に理解して身に付けたうえで、自分なりのフレーバーを出して、それが業績に結び付いた、という能動的なキャリア上のストーリーを作れることが重要でしょう。

いちばんいけないのは、積極性を持たずに、その他大勢に埋没してしまうことです。そうでなく、どんな会社でも学べることはたくさんありますので、どれだけ多く学べるかの勝負だとお考えください。

加えて言うならば、所属した業界については社内の誰よりも詳しく語れるような知識を身に付けてください。要するに、「ネット広告業界へのコンサル業務については俺に任せろ」と言えるだけの経験と知識を短期で身に付けるといいでしょう。

次は仕事以外での学びについてですが、仕事では経験できないものの、コンサルにとって必要なスキルというものがあるはずです。たとえば、会計のような数値的なスキルが業務を通じて学べない場合、独学やスクールに通うなどして勉強をしてください。たとえば「簿記何級を取得した」といったわかりやすい「課外活動」を積み上げて準備をすることも、転職には必要になります。

異業種からコンサルへの転職希望者の中には、熱い思いを語る方は多いです。しかし、その熱さに行動が伴っていないケースが非常に多いのです。

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