元偏差値39の東大生が「勉強が面白くなった」瞬間 効率よりも「自分に合った勉強」が効果を高める

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彼女の合格手帳は3冊も書かれていて、そのどれもにビッシリと勉強の軌跡が書かれていました。彼女にとって手帳は、後から自分に元気をくれるものだったわけですね。

(画像提供:松島かれんさん)

勉強を始める「前」に手帳を読み返す

そして、勉強を始める前には毎回、この手帳を読み返し、書き足してから勉強していたと言います。昨日の勉強を確認して、今日はどれくらいの勉強を終わらせればいいのかという目標を立てた上で勉強していたのだそうです。

計画をうまく立てて勉強するというのは、東大生の多くが実践している方法です。彼女の場合、その勉強にどれくらいの時間がかかるのかを考えてメモしていたそうです。画像のように○で時間を囲み、その勉強を終わらせる目標の時間を設けて勉強することで、だらだらとではなくきちんと「この時間内に終わらせよう」という意識を持つことができるというわけですね。

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